【R-18・酉】Fate/GO　我々はカルデアのサーヴァントのようです【安価】

剣兵・炉利♀ (中立・中庸) ◆OFqYNHUD1s
魔兵・黒水（中立・中庸） ◆iAaMSHTzzg
魔兵・薬草♀（秩序・善）

剣兵・炉利

「ふん……っ！　ふんっ……！」

魔兵・黒水

「あらー？　何をしているんですかー？」

剣兵・炉利

「見て分からぬか……っ！　鍛錬だ……っ！」

魔兵・黒水

「見て分かりますけどー、サーヴァントが筋力トレーニングしていても意味ないと思うのですわー」

剣兵・炉利

「何っ……！？　それはまことか！？」

魔兵・黒水

「まこともなにもー、わたくし達霊体ですしー。もう成長しないんですから筋肉なんてつかないと思いますけどー。わたくしは自分の身体を好きに変形させられますがー」

剣兵・炉利

「なん、なんとしたことだ……！」

魔兵・黒水

「マッサージならできますわー」

剣兵・炉利

「いや、それは遠慮しておこう……。……しかしそれでは強くなって主のお役に立てぬではないか！？」

魔兵・黒水

「お役に立ちたいんですかー？」

剣兵・炉利

「おう！　それはもう！」

魔兵・黒水

「……。それならー、心当たりがないわけでもありませんわー」

---

魔兵・薬草

「それで私に、と？」

魔兵・黒水

「薬草殿ならー、サーヴァントを強化する薬も作れるんじゃないかと思ったのですわー。わたくしも薬品くらいなら作れますがー、流石に強化薬にまでなると少し荷が重いですしー」

剣兵・炉利

「おお、なるほど！　流石は黒水殿、冴えているな！」

魔兵・薬草

「とんでもない無茶振りなんですけどね…………」

魔兵・薬草

「まぁ、結論から言えば作れないこともありません。――――ですが、その前に理由をお聞きしたいです。邪な、利己的な願いであれば、叶える訳にはいきませんので。炉利さん、薬を得て、貴方は一体何を為すつもりですか？」

剣兵・炉利

「…………」

剣兵・炉利

「――――それはもう、主の役に立つのだ！」

剣兵・炉利

「我等は英霊未満の亡霊の集まり。ゆえに、このカルデアにいるサーヴァントの誰よりも弱い。……だが、そんな我等をマスターは暖かく迎え入れてくれた。その恩に少しでも報いたいのだ！　その為なら、何でもするぞ！」

魔兵・薬草

「………………」

魔兵・黒水

（あんな素敵な性格してるのに、慕われる人には慕われるものですわー）

魔兵・薬草

「……これは失礼しました。どうやら愚問だったようですね。――――承りましょう」

剣兵・炉利

「ほ、本当か！？　ありがとう、薬草殿！」

魔兵・薬草

「では、調薬に入りますので少々お待ちくださいね」

---

剣兵・炉利

「黒水殿、ありがとう！　黒水殿のお蔭で我等も強くなれそうだ！」

魔兵・黒水

「いいってことですわー。たまたま暇だったから付き添っただけですしー」

剣兵・炉利

「それでも、だ。本当に感謝するぞ！」

魔兵・黒水

「…………ボソッ（感謝の言葉は、最後まで上手くいったときにとっておいてほしいのですわー）」

剣兵・炉利

「？　何か言ったか？」

魔兵・黒水

「いえーなんでもありませんわー」

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魔兵・薬草

「さて、準備が出来ました。これがステータス強化薬です。飲用後３０分間筋力と敏捷が向上しますよ。いくつかあるので試しに飲んでみてください」

剣兵・炉利

「おお……これが……！　有難く頂くぞ！」

剣兵・炉利

「ぐびっ」

魔兵・黒水

「おお、ぐいっといきましたわー」

剣兵・炉利

「……………………」

剣兵・炉利

「むむっ！？」

魔兵・薬草

「…………あら？」

魔兵・黒水

「お、おおー！　炉利殿の筋力と敏捷が向上してきているのが何となく分かる……のはいいのですがー、それに伴って肉体も成長してきているような気がしますわー」

魔兵・黒水

「ちなみに、炉利殿の姿はぶっちゃけロリ巨乳な幼女なのでー、このまま順当に成長したら服がはじけ飛ぶ気がするのですわー」

剣兵・炉利

「ちょっ、ちょっちょっ、これは少しヤバいのでは！？　薬草殿！！」

魔兵・黒水

「ああーっ！　パッツーンと胸の部分が張り裂けたのですわーっ！」

剣兵・炉利

「うわあ！？　薬草殿！　もういい、もういいのだ！　成長を止める薬を調合してくれ！」

魔兵・薬草

「……………………」

魔兵・黒水

「薬草殿が何か俯いてプルプルしていらっしゃるのですわー」

魔兵・薬草

「は、は、は、破廉恥なっっっっっ！！！！」

剣兵・炉利

「ええー！？　これ、我等が悪いのか！？　それは流石に理不尽すぎでは……」

魔兵・薬草

「そんな大きな胸で！　小さな服を着るなどと！　破廉恥！　破廉恥に過ぎます！　風紀乱しまくりです！！」

剣兵・炉利

「うぎゃあ！？　た、助けてくれ黒水殿！」

魔兵・黒水

「あー、わたくしー、知りませんわー」

魔兵・薬草

「風紀違反ッ、即・粛清ッ！！」

剣兵・炉利

「黒水殿ォおおおおおおおおおおおおお！！！！」