白盾「人狼ゲームやりたい」



夏の暑さに頭をやられたのか、それとも天然なのか。急に妙なことを言い出した白き盾。

本来はもっと冷静沈着なはずの彼だが、サーヴァントとして召喚されてからは少々愉快な性格になっている。

この前は魔兵・名状♂の作品(スキル無し)を読んで発狂していた。ちょっと豆腐メンタル過ぎませんかね…?

ともかく唐突に閃いた思い付きにより、人狼ゲーム参加者を集い始めたのであった。無駄に機敏な動きで。



調停・交渉♂「…で、我々が集められたというわけだね?」

白盾「左様。」

復讐・写真♀「左様って…。」

魔兵・薬草♀「急に声を掛けられたので驚きました…。」

槍兵・白象♀「凄い勢いで走ってくるからちょービックリしたよ〜。」

復讐・猫背♂「………昼寝していたところを叩き起こされたんだが?」

調停・裸王♂「ねぇ妻を使って大王呼び出すの止めてくれない?マジ怖いんだけど。」

白盾「正直すまんかったと思っている。ごめん。」

魔兵・兎耳♀「私は暇だったから別にいいけどねー♪」

魔兵・淫王♂「つーかさ、この中に人狼ゲームのルール知らない人もいるんじゃないか?アッシはもちろん知ってるけど!」

弓兵・流姫♀「あ、私実は人狼げぇむというものを存じ上げません。面白そうなので参加しましたが。」

白盾「安心したまえ。こんなこともあろうかと事前に説明の準備はしてある。」

白盾「それでは白き盾と学ぶ人狼ゲーム講座始まるぞ!」



Q人狼ゲームって?
Aああ!

人狼ゲームは基本的に村人陣営と人狼陣営に分かれて戦うゲームだ。

まずはゲームの設定を確認しよう。

とある平和な村に、人の見た目をした狼(人狼)が紛れ込んでしまった。

その人狼は毎晩村人を一人ずつ食らっていく。

このままでは村が滅んでしまうため、人狼が正体を隠している昼間に話し合いを行うことに。

その内容とは「毎日怪しい村人を一人処刑する」というもの。

幸いなことに、村には様々な力を持つ「役職」が存在する。

「役職」の力を利用して村に平和を取り戻せるのか、それとも人狼の餌に成り果てるのか。

村人達の生存を賭けた戦いが今はじまる!

白盾「村人と人狼………最強の殺し合い決戦!!!(半ギレ)」

Qゲームの流れって?
Aああ!

人狼ゲームは「夜のターン」と「昼のターン」を繰り返しながら進行していく。
ゲームの終了条件は「狼が村からいなくなる」(村勝利)か「人狼の数が村人の数以上になる」(人狼勝利)

夜のターン
人狼達が話し合いをする時間。村人同士は会話することが出来ない。
「役職」が能力を発動するタイミングでもある。
人狼が村人の一人を獲物に定めると夜のターンは終了する。

昼のターン
村人達が話し合いをする時間。
夜のターンで能力を発動した「役職」が結果を報告し、処刑する人を決める。
全員が処刑したい人に投票することで昼のターンは終了する。

白盾「超簡単にまとめると1日で二人死ぬということだ!」

Q「役職」って?
Aああ!

村人陣営

「村人」:何の力も持たないただの村人。いわゆるバニラ。
「占い師」:村人の一人を選択し、村人か人狼を判別することができる。
「霊能者」:処刑された人物が村人か人狼かを判別することができる。

人狼陣営

「人狼」:毎晩村人を一人を選択し、殺すことができる。夜のターンに人狼だけで会話が可能。
「狂人」:村人なのに人狼を信仰しちゃった頭が可哀想な人。人狼のために動くが、人狼が誰かは分からない。

白盾「狂人は主に騙るのが仕事だぞ!」

Q「騙り」って?
Aああ!

「騙り」とは「役職」ではない者が嘘をついて「役職」を名乗ること。
村人の視点では本物かどうかの判別が難しいため、推理力が試されるようになる。
主に人狼陣営が有利を得るために騙る。村人が「役職」を騙っても殆ど意味はないぞ!

白盾「基本的に騙った者=人狼陣営と考えよう」



白盾「少々雑だがこれで説明は終了だ。ちなみに私はGMとして働かせてもらう。」
  
弓兵・流姫♀「じぃえむ?」

白盾「GM、ゲームマスターとはゲームに参加しない進行役のようなものだ。」

復讐・写真♀「…人狼ゲームをやりたかったのでは?」

白盾「見てるだけでも面白いから平気平気。」

白盾「それではゲーム開始!…と言いたいところだが尺(行数)が足りないのでまた次回お会いしよう!」

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