よう、次回はないと言ったな、あれは嘘だ。
刀剣大好き刀匠がお送りする適当宝具紹介のコーナーだ。
ちなみにダイスは実際に10面体と20面体を使用して決定している。
どこでダイスを振っているんだろうと思って探しても無駄だからおとなしく待つんだ。
当然今回も俺の独断と偏見を大量に混ぜ込んでの紹介だ。
文句がある場合は黙って右ストレートを打ち込むといい。

さて、第2回の対象サーヴァントだが、騎兵の男装になった。

彼女の真名はアレクサンドル・アレクサンドロフ、本名はナージェジダ・A・ドゥーロワだ。
矛盾していないかと気になる人もいるだろうが、矛盾はしていない。
英霊の真名とは、元となった英雄のどの側面を切り取ったかを示すものにすぎない。
つまり、彼女はナージェジダ・A・ドゥーロワだが、アレクサンドル・アレクサンドロフという英霊として呼ばれたってことだな。

彼女は19世紀初頭にロシア軍に所属していた女性だ。
生まれは1783年、キエフの軽騎兵の地主貴族の家に生まれた。
彼女の人生はいろいろと波瀾万丈すぎて短くまとめるにも不可能だし、
そういう企画でもないのであとはロシアで初めての女性将校であるとだけ伝えておこう。
ちなみに、自分で調べたい場合は「ナージェジダ・ドゥーロワ」じゃないと別のおっさんが見つかるから気を付けろよ。

さて、本命の宝具だが『聡明なりし我が生涯の友(トゥィ ウ メニャー アジン・アルキード)』だ。
本人の説明によると『ライダーの友であり共に戦場を駆けた愛馬、アルキードを召喚する。』とある。
シンプルな召喚系の宝具であり、生前に縁の深かった愛馬を呼び出すというものだな。
正統派ライダー過ぎて解説が逆に難しいが、まあ何とかしよう。
この宝具によって召喚される馬『アルキード』は元は彼女の父親の乗馬だった。
で、それがなぜ彼女の宝具になるほど縁が深くなったかというとだ。
家出しやがった。父親の馬を勝手に乗り回して家出したんだ。
しかもそのまま軍に入隊したり、持ち込みの馬なのにそのまま乗り続けることを許可されたりと突っ込みどころ満載だ。
まあ、そんなことが通ってしまうほど当時の状況がひどいことになっていたということなんだがな。

ちなみに、勘違いしやすいがこういった宝具によって呼び出される者たちは宝具ではない。
準英霊とでもいうべき特殊な存在だ。
召喚型宝具にも準英霊召喚型や宝具召喚型などといった様々な分類が可能だ。
ややこしいから覚えなくてもいいが真面目に分類しようとしたら、○○目○○属○○型などととても面倒なことになる。
それだけ宝具は奥が深いってことだ。

さて、今回も適当につらつらと並び立てたが第2回宝具紹介もこれでおしまいだ。
刀匠なのに刀剣型宝具の紹介を全くしていないが気にするな。
全てはダイスの導きの下に紹介しているだけだからな。
では、次回を待つといい。

刀匠が適当にサーヴァントの宝具を紹介するようです 第2回 -終-

このページへのコメント

まさか紹介していただけるとは⁉
準英霊の設定も脳内で考えていたとおりです。
ありがとうございます!

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Posted by 騎兵・男装 2016年08月31日(水) 01:33:24 返信

作成お疲れ様でした!
なるほど、宝具自体でなく、準英霊でしたか……勉強になります

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Posted by 復讐・写真 2016年08月29日(月) 22:57:18 返信

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