「交渉の行く!全竜交渉!その2」


交渉「さぁ、第二回目を始めよう。調停・交渉の行く全竜交渉のお時間だ。
簡単な説明に関してはその1を見てくれ(ステマ)。
今回は現世君がバブみ病を患ってしまったため写真君に助手としてきてもらったぞ。」


写真「どうもー!みんなのアイドル!復讐・写真でーす!
ってこれなんですか!私はただのマスコミですよ!!
てかバブみ病って何?現世君大丈夫なの?」


交渉「それはひょっとしてギャグで言ってるのか・・・?
というわけで改めて今回の助手は乙女ゲームの主人公、みんなのお母さん、パンツ履いてないこと写真君だ。
現世君なら今頃布団で唸っているからヘーキだよ。」


写真「酷くないですか風評被害!?全部納得いかないんですけど!?
うぅ、この前現世君が弱りきってたのはこれが原因かぁ。」


交渉「このまま君を弄り倒すだけでも視聴率は取れそうなんだが、
あいにく今回のゲストは別にいる。それではゲストの登場だ。」


偽神「私はケツァルコアトルの化身にして征服者!
騎兵・偽神と呼びたまえ!」


写真「よかった、ゲストはまだまともそうだ・・・。」


交渉「彼をまともだと感じてる時点で君は終わっているね。
というわけで、今回のゲストはあのアステカ帝国を滅ぼした男、偽神君だ。」


写真「ちょっとまって!私はまともだよね!ねぇ!」

交渉「(無言で首を横に振る)
さて、今日もたくさんのことを聞いていくぞ!全竜交渉スタート!」


写真「まって!答えてよ!ねぇ!!」

――――――――――――――――――――
(ジングルの音)


写真「さて!ここからは私がバンバン質問しちゃいますよ!(ヤケクソ)
もうどうにでもなーれ!
さてまず第1問!あなたの好きなものはなんですか!」


偽神「私の好きなものか。黄金だ!
野蛮人共から奪った黄金を部屋に満たす。最高の瞬間だよ!」


交渉「黄金か。なるほどいい趣味だ。私も好きだよ。しかし野蛮人とは?」


偽神「野蛮人とはアステカの連中のような奴らのことだ。口にするだけでも吐き気がする。」


交渉「なるほど、侵略は野蛮な行為ではないと?」


偽神「黙れ戦争屋。貴様こそ交渉と戦争の意味を履き違えてるではないか。」


写真「(えっなんか空気重くない?)じ、じゃあ次の質問いきますね!
嫌いなものはなんですかってこれ最悪のタイミングじゃないですかやだー!」


偽神「嫌いなものは野蛮人共とその悪習全てだ!!人身供犠の儀式など、もってのほかだ!」


交渉「確かに、命を犠牲にした儀式など唾棄すべき存在だね。
しかし割と傲慢なのかと思えば潔癖な部分もあるんだね。もっと世紀末チックな思考なのかと。」


偽神「ふん、私は征服者であり神の化身だ。
自分で納得の行かないものを認めるわけがないだろう。馬鹿め。」


交渉「ほう、人をいきなり馬鹿呼ばわりとは。神の化身(笑)殿は教養が足りないらしい。」


偽神「あ゛?」


交渉「ん?」


写真「ちょっと二人ともストーップ!まだ質問残ってますから!
次行きますよ!第3問!かつて愛した女の事を聞かせてってこれまた地雷だー!!」


偽神「かつて愛した女・・・?そんな存在が、確かにいた気はするんだ。
だがなぜだ、思い出すことが出来ない。そんなことよりも征服せよと、心が騒ぎ立てる。
ふむ、おかしな話だ。」


写真「えっ、だ、大丈夫なんですか。思い出せないってそんな・・・。」


交渉「なに、英霊は呼ばれた形に依存する。
どの時代、どの知識を持って呼ばれるのかによっては、大切な記憶を失っていることもある。
我々はそういう存在なんだ。悲しいことにね。」


写真「そんな・・・。
そうです!写真を取りましょう!
写真なら形に残りますし、忘れても写真を見れば思い出せますよね!」


交渉「ほう、いい提案だ。気に入った。どうだね偽神君。君さえよければ写るかい?」


偽神「フンッ、余計な気を使う必要などないわ。
・・・、だがその提案は受け入れよう。」


写真「やった!じゃあ、最後の質問が終わったら撮りましょう!
最後の質問はマスターへ一言!どうぞ!」


偽神「マスター、今度機会があればまた、紅茶を手に取りゆっくりと語り合おうではないか。
互いの過去のこと、そして未来のことを。
・・・、これでいいか。」


交渉「ああ、OKさ。それでは写真を撮ろう。私たち3人で。」


写真「それじゃあ、二人とももっと私に近寄ってください!
行きますよー!ハイチーズ!
カシャッ
んー!いい写真が撮れましたねー!現像したらお渡ししますね!」


交渉「ふむ、いい感じに話がまとまったところで今回はここまでにしよう。
お相手は交渉大好き、調停・交渉と」

写真「写真大好き!復讐・写真と!」

偽神「黄金大好き、騎兵・偽神がお送りしたぞ。」

「「「さようならー!」」」


――――――――――――――――――――
交渉「写真君マジ天使。」
写真「えっ?いきなりなんですか!?」
交渉「いや、君がモテる理由がわかった気がするよ。」
写真「いや、私なんておばさんですよ?モテませんって。」
交渉「君がおばさんならもっとやばいのがうちにはいるぞ。不死とか。」
写真「また無言で殴られますよ・・・。」
交渉「しかし今回はシリアスになってしまったね。次回からはもう少し明るく行きたいものだ。やはり現世君を捕まえておくべきだな。」
写真「程々にしてあげて下さいね・・・?」

完!

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