最終更新:ID:nXyqoEQCyw 2016年08月23日(火) 16:58:43履歴
キャスト
メロス:魔兵・淫王
セリヌンティウス:弓兵・特等
暴君:魔兵・空白
妹:剣兵・怪物
婿:調停・交渉
山賊1:調停・清魔
山賊2:狂兵・17
弟子:剣兵・炉利
少女:復讐・原型
語り部:復讐・妖機♀
インオウは激怒しました、必ず、かの邪智暴虐のクウハク王を除かなければならぬと決意したのでございます
インオウ「え、いきなりなんで?」
インオウは政治がわかる知能ではありません「スルー!?しかも辛辣!?」、黙りなさい続けますよ?「アッハイ」
インオウは、村の牧人です。笛を吹き、羊と遊んで暮して来た。けれども邪悪に対しては人一倍に敏感でございました
きょう未明インオウは村を出発し、野を越え山越え、十里はなれた此このカルデアの市にやって来ました。
インオウには父も、母も無い。女房なぞ昔の悪癖でできる訳もありません「ほっとけよ!!」十六の、勝気な妹のカイブツと二人暮しでございます
カイブツ「・・・え?我男」妹です「おとい も う と で す・・・ハイ」
この妹は、村の或るたいそう変わった一牧人のコウショウを、近々、花婿として迎える事になってるのでございました
コウショウ「この私が婿になるのだ喜べ、妻と義兄上よ」
カイブツ「帰る!やっぱり我帰る!!」
インオウ「配役の時点で既におかしい・・・」
結婚式も間近かなのでインオウは、それゆえ、渋々ながら、花嫁の衣裳やら祝宴の御馳走やらを買いに、はるばる市にやって来たのでございます。
インオウには竹馬の友がいました。トクトウです。今は此のカルデアの市で、石工をしています。
トクトウ「・・・」無言のユキムラ石切
その友を、これから訪ねてみるつもりなのです。久しく逢わなかったのもありますが、唯一まだマトモな人間を訪ねて行くのが楽しみなのでございます
歩いているうちにインオウは、まちの様子を怪しく思いました。まるで住民全員がガチャを全て外したかのごとく意気消沈していたのでございます
とりあえずそのへんにいたモブのドクジャに事情を聞いてみることにしました
ドクジャ「俺の扱い低いんだが・・・とりあえずこれもすべてクウハク王って奴の仕業なんだ」
インオウ「なんだって!?それry…おい適当過ぎないか?」
巻きで行くスタイルなのでございます、その後単純なド低脳のインオウはそのまま突っ込んで警邏に捕まり、王の前に引き出されたのでございます
インオウ「適当過ぎるしさっきから酷いんだけど!?何?アッシなんかした!?」
クウハク「・・・・・・・・うるさい・・・なんなの・・・・・?」
インオウ「え、あそうだ、市を暴君の
その後なんやかんやあって「せめて言わせろ最後まで!!」三日の期限で妹の結婚式を終わらせ帰ると王に約束し、その間親友トクトウを身代わりにしたのでございます
インオウ「なんかスマンなトクトウ・・・必ず三日の日没までに戻るからな」
トクトウ「いいよ、もし帰ってこなくても自分でどうにかするから」
インオウ「・・・どうにかって?」
トクトウ「全力で抵抗する」
トクトウは冗談を言いません、親友に大量虐殺をさせるわけにもいかず、インオウは真夜中を全力で村への帰路を急いだのでございます
Dホイールとか喰種とかいう都合のいい設定なぞないのですが、戻ったころにはその日の午前半ば、疲労困憊でもカイブツを見つけすぐインオウは言ったのでございます
インオウ「ゼーッゼーッ・・・カイブツ!今すぐお前の結婚式挙げんぞ!!」
カイブツ「えちょ、帰ってきていきなりなんだこの愚兄「ウルセエエエエエエ!!はよせんと親友が死神になるかもしれねえんだよおおおおお!?」・・・いや準備とか」
コウショウ「話は聞かせてもらった義兄上殿、もう既に準備は万全である」
トクトウ「でかした!」
カイブツ「え?え!?」
その後は新郎によるR-元服寸前な暴走祝宴もありましたが、結婚式はつつがなく「意味しらべてから言えや!」多少の問題もありましたが終えたのでございます
インオウ「おめでとう。アッシは疲れたんで少し寝る・・・・・・起きたらすぐカルデアに向かうんでから休ませてくれ・・・」
カイブツ「お、おう」
インオウ「明後日の日が沈むまでの約束なんでな・・・もしアッシが死んだと風の噂で聞いたら墓碑には立派に生きた男と刻んでくれ・・・」
コウショウ「うむ、必ずや(おもしろおかしく)立派な生き様だったと刻もう」
・・・・・・その後インオウの眼が覚めたのは三日目の朝でございました
インオウ「いや起こせよ!?」
コウショウ「起きたか義兄上よ、妻を弄るのに忙しく忘れていたのとついでに気持ちよく寝ていたのを邪魔したくなかったのでな、すまない」
インオウ「言い訳にもなってねえよ!!「安心しろ墓標は既に注文済みだ、無論義兄上の金で」お前のにしたろか!!」
たっぷり寝たはずなのに帰った当初と変わらないほど疲れた状態で、インオウはカルデアへ向かったのでございます
その道中災獣による演出として大嵐に見舞われましたが「いらねええええ!?」なんとか無事乗り越えたのございます
もう既に日が沈みかけあともう少しでカルデアに着く途中、二人の山賊が道を防ぎました
セイマ「え、えーっとごめんなさい、あなたの持ってるもの全て置いていってくださいね?」
ジュウナナ「クリーク、クリーク、クリークであります、首置いてけであります、根斬りであります、撫で斬りであります」
インオウ「なんか一人だけ殺意マシマシなんですけどおおおおおおおおお!!!」
その後山賊の猛攻を凌ぎきり、インオウはボロボロのままカルデアにたどり着いたのでございます
もう服なんぞ下半身がギリ隠された状態で彼に着いて走っているのはトクトウの弟子のロリでございます
ロリ「インオウ殿、もう駄目だ、もう既に我等の師の処刑が始まろうとしている、王城の人間はもう諦めよ・・・」
インオウ「いや、まだ陽は沈まぬ」
ロリ「ああ、御主は遅かった。おうらみ申す、ほんの少し、もうちょっとでも、早かったなら花畑は・・・」
インオウ「いや、まだ陽は沈まぬ」
ロリ「やめて下され。走るのは、やめて下され。いまはご自分のお命が大事でござる。あの方は、あなたを信じて居りました」
ロリ「刑場に素直に引き出されても、平気でおりました。王様が、さんざんあの方をからかっても、、インオウは来るとだけ答え、強い信念を持ちつづけている様子でござった」
インオウ「いや、まだ陽は沈まぬ」
ロリ「・・・あの、インオウ殿?」
インオウ「いや、まだ陽は沈まぬ」
ロリ「・・・それでは、うんと走るがいい、ひょっとしたら、間に合わぬものでもない、走るがいい」
既に意識が朦朧とした中で、最後の死力を尽して、日が完全に沈む寸前インオウは刑場に着いたのでございました
縄を打たれ磔寸前のトクトウは、その姿を確認すると縄を引き千切り静かにインオウの元へ向かったのでございます
トクトウを止めようとした兵士と刑吏は、トクトウの気にあてられた瞬間にしめやかに失禁し気絶したのでございました
トクトウは既にゴミクズ同然の親友を優しく受け止め労いの言葉をかけたのでございます、ユウジョウ!
トクトウ「おかえり、必ず君は来ると信じていた」
インオウ「トクトウ・・・アッシは間に合ったのか?刑場にまだ白と赤の花は咲いていないんだな?」
トクトウ「ああ、間に合ったよ」
インオウ「・・・トクトウ、殴れ。ちから一ぱいに頬を殴れ。アッシは、途中で一度、悪い夢を見た。君がもしアッシを殴ってくれなかったら、アッシは君と抱擁する資格さえ無いのだ。殴れ。」
トクトウ「・・・そうか、わかった」
インオウ「あ、待って、やっぱかなり手加げ」
そしてトクトウによって天高く車田飛びをしたインオウは、最後の一線たる下半身の布さえも無くし刑場にてトドメを親友によって刺されたのでございます
その様子を見ていた群衆の一人のゲンケイは、せめてもの情けでインオウの全身に緋色の布を被せてあげたのでございました
その様子を何も出来ず見ていたクウハク王の、その場の群集の心を代弁したお言葉で、この話を締めさせてもらいます
クウハク「・・・・・・・・・・・なんなの・・・・・・これ・・・・・・・・?」 どっとはらい
語り部はこの復讐・妖機でおおくり致しました、めでたしめでたしでございます「どこがじゃあああああああああ」
メロス:魔兵・淫王
セリヌンティウス:弓兵・特等
暴君:魔兵・空白
妹:剣兵・怪物
婿:調停・交渉
山賊1:調停・清魔
山賊2:狂兵・17
弟子:剣兵・炉利
少女:復讐・原型
語り部:復讐・妖機♀
インオウは激怒しました、必ず、かの邪智暴虐のクウハク王を除かなければならぬと決意したのでございます
インオウ「え、いきなりなんで?」
インオウは政治がわかる知能ではありません「スルー!?しかも辛辣!?」、黙りなさい続けますよ?「アッハイ」
インオウは、村の牧人です。笛を吹き、羊と遊んで暮して来た。けれども邪悪に対しては人一倍に敏感でございました
きょう未明インオウは村を出発し、野を越え山越え、十里はなれた此このカルデアの市にやって来ました。
インオウには父も、母も無い。女房なぞ昔の悪癖でできる訳もありません「ほっとけよ!!」十六の、勝気な妹のカイブツと二人暮しでございます
カイブツ「・・・え?我男」妹です「おとい も う と で す・・・ハイ」
この妹は、村の或るたいそう変わった一牧人のコウショウを、近々、花婿として迎える事になってるのでございました
コウショウ「この私が婿になるのだ喜べ、妻と義兄上よ」
カイブツ「帰る!やっぱり我帰る!!」
インオウ「配役の時点で既におかしい・・・」
結婚式も間近かなのでインオウは、それゆえ、渋々ながら、花嫁の衣裳やら祝宴の御馳走やらを買いに、はるばる市にやって来たのでございます。
インオウには竹馬の友がいました。トクトウです。今は此のカルデアの市で、石工をしています。
トクトウ「・・・」無言のユキムラ石切
その友を、これから訪ねてみるつもりなのです。久しく逢わなかったのもありますが、唯一まだマトモな人間を訪ねて行くのが楽しみなのでございます
歩いているうちにインオウは、まちの様子を怪しく思いました。まるで住民全員がガチャを全て外したかのごとく意気消沈していたのでございます
とりあえずそのへんにいたモブのドクジャに事情を聞いてみることにしました
ドクジャ「俺の扱い低いんだが・・・とりあえずこれもすべてクウハク王って奴の仕業なんだ」
インオウ「なんだって!?それry…おい適当過ぎないか?」
巻きで行くスタイルなのでございます、その後単純なド低脳のインオウはそのまま突っ込んで警邏に捕まり、王の前に引き出されたのでございます
インオウ「適当過ぎるしさっきから酷いんだけど!?何?アッシなんかした!?」
クウハク「・・・・・・・・うるさい・・・なんなの・・・・・?」
インオウ「え、あそうだ、市を暴君の
その後なんやかんやあって「せめて言わせろ最後まで!!」三日の期限で妹の結婚式を終わらせ帰ると王に約束し、その間親友トクトウを身代わりにしたのでございます
インオウ「なんかスマンなトクトウ・・・必ず三日の日没までに戻るからな」
トクトウ「いいよ、もし帰ってこなくても自分でどうにかするから」
インオウ「・・・どうにかって?」
トクトウ「全力で抵抗する」
トクトウは冗談を言いません、親友に大量虐殺をさせるわけにもいかず、インオウは真夜中を全力で村への帰路を急いだのでございます
Dホイールとか喰種とかいう都合のいい設定なぞないのですが、戻ったころにはその日の午前半ば、疲労困憊でもカイブツを見つけすぐインオウは言ったのでございます
インオウ「ゼーッゼーッ・・・カイブツ!今すぐお前の結婚式挙げんぞ!!」
カイブツ「えちょ、帰ってきていきなりなんだこの愚兄「ウルセエエエエエエ!!はよせんと親友が死神になるかもしれねえんだよおおおおお!?」・・・いや準備とか」
コウショウ「話は聞かせてもらった義兄上殿、もう既に準備は万全である」
トクトウ「でかした!」
カイブツ「え?え!?」
その後は新郎によるR-元服寸前な暴走祝宴もありましたが、結婚式はつつがなく「意味しらべてから言えや!」多少の問題もありましたが終えたのでございます
インオウ「おめでとう。アッシは疲れたんで少し寝る・・・・・・起きたらすぐカルデアに向かうんでから休ませてくれ・・・」
カイブツ「お、おう」
インオウ「明後日の日が沈むまでの約束なんでな・・・もしアッシが死んだと風の噂で聞いたら墓碑には立派に生きた男と刻んでくれ・・・」
コウショウ「うむ、必ずや(おもしろおかしく)立派な生き様だったと刻もう」
・・・・・・その後インオウの眼が覚めたのは三日目の朝でございました
インオウ「いや起こせよ!?」
コウショウ「起きたか義兄上よ、妻を弄るのに忙しく忘れていたのとついでに気持ちよく寝ていたのを邪魔したくなかったのでな、すまない」
インオウ「言い訳にもなってねえよ!!「安心しろ墓標は既に注文済みだ、無論義兄上の金で」お前のにしたろか!!」
たっぷり寝たはずなのに帰った当初と変わらないほど疲れた状態で、インオウはカルデアへ向かったのでございます
その道中災獣による演出として大嵐に見舞われましたが「いらねええええ!?」なんとか無事乗り越えたのございます
もう既に日が沈みかけあともう少しでカルデアに着く途中、二人の山賊が道を防ぎました
セイマ「え、えーっとごめんなさい、あなたの持ってるもの全て置いていってくださいね?」
ジュウナナ「クリーク、クリーク、クリークであります、首置いてけであります、根斬りであります、撫で斬りであります」
インオウ「なんか一人だけ殺意マシマシなんですけどおおおおおおおおお!!!」
その後山賊の猛攻を凌ぎきり、インオウはボロボロのままカルデアにたどり着いたのでございます
もう服なんぞ下半身がギリ隠された状態で彼に着いて走っているのはトクトウの弟子のロリでございます
ロリ「インオウ殿、もう駄目だ、もう既に我等の師の処刑が始まろうとしている、王城の人間はもう諦めよ・・・」
インオウ「いや、まだ陽は沈まぬ」
ロリ「ああ、御主は遅かった。おうらみ申す、ほんの少し、もうちょっとでも、早かったなら花畑は・・・」
インオウ「いや、まだ陽は沈まぬ」
ロリ「やめて下され。走るのは、やめて下され。いまはご自分のお命が大事でござる。あの方は、あなたを信じて居りました」
ロリ「刑場に素直に引き出されても、平気でおりました。王様が、さんざんあの方をからかっても、、インオウは来るとだけ答え、強い信念を持ちつづけている様子でござった」
インオウ「いや、まだ陽は沈まぬ」
ロリ「・・・あの、インオウ殿?」
インオウ「いや、まだ陽は沈まぬ」
ロリ「・・・それでは、うんと走るがいい、ひょっとしたら、間に合わぬものでもない、走るがいい」
既に意識が朦朧とした中で、最後の死力を尽して、日が完全に沈む寸前インオウは刑場に着いたのでございました
縄を打たれ磔寸前のトクトウは、その姿を確認すると縄を引き千切り静かにインオウの元へ向かったのでございます
トクトウを止めようとした兵士と刑吏は、トクトウの気にあてられた瞬間にしめやかに失禁し気絶したのでございました
トクトウは既にゴミクズ同然の親友を優しく受け止め労いの言葉をかけたのでございます、ユウジョウ!
トクトウ「おかえり、必ず君は来ると信じていた」
インオウ「トクトウ・・・アッシは間に合ったのか?刑場にまだ白と赤の花は咲いていないんだな?」
トクトウ「ああ、間に合ったよ」
インオウ「・・・トクトウ、殴れ。ちから一ぱいに頬を殴れ。アッシは、途中で一度、悪い夢を見た。君がもしアッシを殴ってくれなかったら、アッシは君と抱擁する資格さえ無いのだ。殴れ。」
トクトウ「・・・そうか、わかった」
インオウ「あ、待って、やっぱかなり手加げ」
そしてトクトウによって天高く車田飛びをしたインオウは、最後の一線たる下半身の布さえも無くし刑場にてトドメを親友によって刺されたのでございます
その様子を見ていた群衆の一人のゲンケイは、せめてもの情けでインオウの全身に緋色の布を被せてあげたのでございました
その様子を何も出来ず見ていたクウハク王の、その場の群集の心を代弁したお言葉で、この話を締めさせてもらいます
クウハク「・・・・・・・・・・・なんなの・・・・・・これ・・・・・・・・?」 どっとはらい
語り部はこの復讐・妖機でおおくり致しました、めでたしめでたしでございます「どこがじゃあああああああああ」
このページへのコメント
ダイスって怖い、僕はそう思った
作成お疲れ様でした
良かった、淫王の裸体を、皆に見られるのが、たまらなく口惜しい原型はいなかったんだね。
凄まじいw
妖機でございます。あのドチンピラは暴れだしそうでしたのでスタンガンで気絶させて縛り上げておきました。
それにしても大参事でございます。キャスティングをした女神様は惨劇の方がお好きなご様子。良い空気を吸えているのがわずか数名というのがなんとも悲惨であります。観客の皆様は大爆笑でございましょう。
作者様、お疲れ様でした。
作成お疲れ様でした!
嗤い過ぎてお腹いたるなるほどツボりました面白かったです!