天下人・徳川家康に仕え、外様大名でありながら徳川十七将の一人であり、
徳川家康が外様大名の中で一番信頼していた人物である。
主君を七度も変えた武将として知られ、
「武士たるもの七度主君を変えねば武士とは言えぬ」
と、残した。
後の世にはもっと大柄な男性として記録されているが…？
絆Lv.1で開放
身長／体重：153cm・43��
出典：史実
地域：日本
属性：中立・中庸 性別：女性
絆Lv.2で開放
近江国藤堂村の土豪・藤堂虎高の次女…として生まれたのだが、
生まれた時から人一倍乳を飲み、泣き声を一切あげず、人一倍力強かったため次男として育てられた。
近江国の大名・浅井長政に仕え、初陣で戦功を上げたが、同僚を諍いの果てに殺してしまった為に出奔した。
その後数人に仕えた後、津田信澄に仕え功績を上げるも嫌われていたため加増されず、
このことを不満に思い出奔し、羽柴秀吉の弟・羽柴秀長に仕えた。
絆Lv.3で開放
その後、戦で戦功を上げ、名馬と加増を受けたことから羽柴秀長に忠節を貫く。
その後、各地で活躍し、得意の築城技術を用いて徳川家康の京都屋敷を自費で普請してする。
これが徳川家康と誼を結ぶこととなった。
その後、羽柴秀長が没し、数年豊臣に仕えるが、秀吉が没した後はいち早く徳川家康に仕えた。
関ヶ原の戦い後、多くの外様大名が江戸から遠ざけられる中で、
外様筆頭であった藤堂高虎は逆に江戸や駿府に近いところへ移動となる異例の人事を受けた。
絆Lv.4で開放
このころには藤堂高虎は大っぴらに自分が女だと明かしていたが、そのことが面白くなく感じていた武将らに
「藤堂高虎は大柄で可愛げのない奴」という噂を広められ、彼女を正当に評価するものは多くなかった。
彼女を正当に評価していたのは彼女が長年仕えた主君、彼女に忠誠を誓っていた家臣のみであった。
実際の彼女は魔力によるサポートありきの戦い方をしていたが、生前に広められていた噂もあり、
現代では藤堂高虎は恵まれた体をもち、勇敢に戦っていた益荒男、つまり男だと記録されている。
絆Lv.5で開放
『七十の忠臣』
ランク：D 種別：対軍宝具
当時、尊敬する主君が死んだ際には殉死することも美徳とされていた。ある日、藤堂高虎は
「私が死んだときに、殉死するものは姓名を書いてこの投書函に投書せよ。」
と書院に箱を置いた所、73名の殉死志願者が自らの名を投函した。
彼女はこの箱持ち、徳川家康の元に赴き、
「この者たちが殉死すればわが家はお役目を果たせません。殉死を禁止してください。」
と申し出た。その後、藤堂家での殉死は禁止され、彼女はこの部下に
「自分の死後は腹を切らずに切腹したつもりで藤堂・徳川両家のために働くように」
と命じた…この宝具で呼び出される者たちはこの時の忠臣である。
…余談だが、名前と違って呼び出されるのは73人である。彼女はこの宝具の名前を七十三の、としたかったが、
部下にそのくらいは呼びやすい方がいい、と押し切られたためである。
をクリアすると開放
彼女は正当に評価されないことを嫌い、主君を七度も変え、信用できない曲者と評価されたこともあるが、
一度も調略によって寝返ったことはない。特にもっとも信頼されていた徳川家康に対しては、
来世も変わらず徳川家康に仕えたい、と自らの宗派を改めるほどである。
…そんな彼女だが、聖杯への願いは彼女に以前仕えていた渡辺了、つまり渡辺勘兵衛に説教をすることである。
彼女は渡辺を評価し、高い知行で仕えさせたのだが…
「あの子、いうこと聞かず迷惑かけて大暴れ、その後説教聞かずに出てっちゃったってわけよ。」
「―――ここまでが私の『藤堂高虎』として生きた『私』の仮面、ここからは『七主』であるわ。」
求められたから仮面を被って。求められたいから仮面を被って。計七度、七度主君、七度仮面。
…ある時彼女は気づいた。
「―――私って誰？」
…誰も、知らない。彼女も知らない。
答えは出ずに、彼女は生涯を終えた。そうして英霊となった彼女はここに来た。
「―――ここでの私は『私』の仮面を被ろう。女の子の『私』の」
こうして『私』が作られた。元気いっぱいで、うるさくて、島津が怖い女の子…彼女の知っている女、姉をベースに『私』を作った。
『私』は女の子としての彼女を演じられていただろう…彼が、そこに踏み込むまでは。
「―――いろいろあって、私は『藤堂高虎』でもなく、『私』でもなく…七主として、仮面なんて被らないことにしたわ。」
「なんでかって？…ふふふ、教えてあげない。何せそれは七主と彼の物語だもの。」
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