最終更新:ID:ABFOAWHsGw 2016年08月22日(月) 13:09:47履歴
※現代パロディです。【現パロ】カルデア大学の日常 のスピンオフになります。
ここは県内でも一の所有地を誇るカルデア大学。
この大学に集まる学生は個性的な性格の持ち主が多く存在する。
とある薄暗い教室、そこに複数の人間が集まっていた。
その教室の扉には『カルデア大学学生会』という表示が存在する。
「さて、それではカルデア大学学生会、定期総会を始めよう。」
一人の男が仕切りだす。
その男は、大学生には珍しく派手なスーツという出で立ちをしている。
「私が会長!調停科4年!皆からは交渉人と呼ばれているよ!」
その男は高らかにそう宣言する。
大学有数のトラブルメーカーであり、それでもなお会長の地位についているのだから、この大学のカオスっぷりがよくわかる。
『副会長の、そうだね、過負荷って呼んでね!暗兵学科の4年だよー。』
学ランの少年が続く。
なぜ大学で学ラン?とか副会長似合ってますねもな突っ込んではいけない。
「ヒャッホーイ!騎兵科3年のUMA子ちゃんですよーーーー!!!!書記です!」
どこまでも元気な少女が告げる。
彼女の前にはパソコンがあり、どうやらこのカオスを記録しているらしい。
「会計の調停科2年、大王です。なぜ俺が・・・。」
とてつもなく疲れた表情をしている青年がそう名乗る。
その背中には哀愁が漂っていた。
「顧問を任された。皆からは特等と呼ばれていれる。弓兵科の教授だ。」
眼鏡の男性が最後に名乗る。
このカオスの中で、異常なほど冷静である。
「さて!点呼も終わったし、それでは本日の議題に入ろうか!副会長!」
『今日の課題はこれだよ。』
【ずばり!最近カルデア大学の空気ピンク過ぎない????】
「あー、そうっすよねー。新聞部の部長と暗兵科のアイドルとか、あとは飛び級入学したと思ったらハーレム築いてるショタとか。狂犬の旦那とか。」
そう、会計がつぶやく。
とはいえ、こいつも許婚がいるのだが。
「確かに最近一気に増えましたよねー!はっ、そういえばここは女性が私1人!やめて!私を取り合わないでー!!」
『しゃらくせぇ。』
書記が賛同するとともにボケをかますと、副会長がそれを笑顔で一蹴する。
「(ピンク・・・?どういう意味だ。後で淫王に聞いてみるか)」
顧問だけはイマイチ話についていけてなかった。
「と、いうことで我々学生会は風紀を取り締まることを名目に、彼らを勝手に応援もとい煽ることにした!だってその方が盛り上がるし私も楽しい!」
実に楽しそうに会長(馬鹿)が宣言する。
その顔はとてつもなく悪い顔だ。
『会長のそういう一切の悪意を隠そうとしないとこ、僕は好きだぜ?』
副会長はやれやれと肩をすくめながら、それでも会長に同意する。
「流石会長ー!大学内の監視カメラはすべて抑えてありますよー!」
書記が事も無げにそう告げる。
しれっととんでもないことをしているが誰もツッコまない。
「そうだな、応援するというなら俺も協力しよう。教授達には話を通しておく。」
顧問は都合の悪いところは聞こえていなかったようで、恋を応援するためならと賛同の意を示した。
「えぇ・・・。絶対碌でもないじゃないっすか。俺やですよ。え?女の子をナンパしてる写真?あいつに送る?アハハ嫌だなぁ!俺が皆さんに逆らうわけないでしょう畜生!!」
会計も、結局は同意することにしたらしい。
これが学生会における力関係を表している。
哀れ。
こうして「勝手に恋愛応援企画、ラブイズオーバー!」という名前の企画が大学で始まる。
学生達はこの企画にノリノリであり、一部ではよくわからない影響もでた。
とある青年が何故か家族を増やしたり、大学のブラックコーヒーが売り切れになったり、大王と中華が病院送りになったり、会長の弟の胃が死んだり、混迷を極めていくのはまた別のお話。
ーーー
「あのバカ兄貴!また変な事始めやがって!!皺寄せは何故か俺の方に来るのに・・・!!有馬教授まで・・・。ん?どうした姉貴。」
「いや、この企画って同性の間でも適用されるのだろうか。」
「!?」
終われ!!
ここは県内でも一の所有地を誇るカルデア大学。
この大学に集まる学生は個性的な性格の持ち主が多く存在する。
とある薄暗い教室、そこに複数の人間が集まっていた。
その教室の扉には『カルデア大学学生会』という表示が存在する。
「さて、それではカルデア大学学生会、定期総会を始めよう。」
一人の男が仕切りだす。
その男は、大学生には珍しく派手なスーツという出で立ちをしている。
「私が会長!調停科4年!皆からは交渉人と呼ばれているよ!」
その男は高らかにそう宣言する。
大学有数のトラブルメーカーであり、それでもなお会長の地位についているのだから、この大学のカオスっぷりがよくわかる。
『副会長の、そうだね、過負荷って呼んでね!暗兵学科の4年だよー。』
学ランの少年が続く。
なぜ大学で学ラン?とか副会長似合ってますねもな突っ込んではいけない。
「ヒャッホーイ!騎兵科3年のUMA子ちゃんですよーーーー!!!!書記です!」
どこまでも元気な少女が告げる。
彼女の前にはパソコンがあり、どうやらこのカオスを記録しているらしい。
「会計の調停科2年、大王です。なぜ俺が・・・。」
とてつもなく疲れた表情をしている青年がそう名乗る。
その背中には哀愁が漂っていた。
「顧問を任された。皆からは特等と呼ばれていれる。弓兵科の教授だ。」
眼鏡の男性が最後に名乗る。
このカオスの中で、異常なほど冷静である。
「さて!点呼も終わったし、それでは本日の議題に入ろうか!副会長!」
『今日の課題はこれだよ。』
【ずばり!最近カルデア大学の空気ピンク過ぎない????】
「あー、そうっすよねー。新聞部の部長と暗兵科のアイドルとか、あとは飛び級入学したと思ったらハーレム築いてるショタとか。狂犬の旦那とか。」
そう、会計がつぶやく。
とはいえ、こいつも許婚がいるのだが。
「確かに最近一気に増えましたよねー!はっ、そういえばここは女性が私1人!やめて!私を取り合わないでー!!」
『しゃらくせぇ。』
書記が賛同するとともにボケをかますと、副会長がそれを笑顔で一蹴する。
「(ピンク・・・?どういう意味だ。後で淫王に聞いてみるか)」
顧問だけはイマイチ話についていけてなかった。
「と、いうことで我々学生会は風紀を取り締まることを名目に、彼らを勝手に応援もとい煽ることにした!だってその方が盛り上がるし私も楽しい!」
実に楽しそうに会長(馬鹿)が宣言する。
その顔はとてつもなく悪い顔だ。
『会長のそういう一切の悪意を隠そうとしないとこ、僕は好きだぜ?』
副会長はやれやれと肩をすくめながら、それでも会長に同意する。
「流石会長ー!大学内の監視カメラはすべて抑えてありますよー!」
書記が事も無げにそう告げる。
しれっととんでもないことをしているが誰もツッコまない。
「そうだな、応援するというなら俺も協力しよう。教授達には話を通しておく。」
顧問は都合の悪いところは聞こえていなかったようで、恋を応援するためならと賛同の意を示した。
「えぇ・・・。絶対碌でもないじゃないっすか。俺やですよ。え?女の子をナンパしてる写真?あいつに送る?アハハ嫌だなぁ!俺が皆さんに逆らうわけないでしょう畜生!!」
会計も、結局は同意することにしたらしい。
これが学生会における力関係を表している。
哀れ。
こうして「勝手に恋愛応援企画、ラブイズオーバー!」という名前の企画が大学で始まる。
学生達はこの企画にノリノリであり、一部ではよくわからない影響もでた。
とある青年が何故か家族を増やしたり、大学のブラックコーヒーが売り切れになったり、大王と中華が病院送りになったり、会長の弟の胃が死んだり、混迷を極めていくのはまた別のお話。
ーーー
「あのバカ兄貴!また変な事始めやがって!!皺寄せは何故か俺の方に来るのに・・・!!有馬教授まで・・・。ん?どうした姉貴。」
「いや、この企画って同性の間でも適用されるのだろうか。」
「!?」
終われ!!
このページへのコメント
こういう現代パロディは面白いですね。
執筆お疲れ様でした!
作成お疲れさまです!
我的には神性がどうなるかが気になりますね。
こういう現パロは好きなのでどんどん応援します、お疲れさまでした!
ウェイ!!
いきなり病院送りになってて草生える・・・原因は胃痛かなぁ(白目
やだこの大学楽しそう・・・
作成お疲れ様です!こういうスピンオフもいいものですね
まーた妙なことを企んで……ってさらっと病院送りにされてる中華さんと大王様が涙を誘いますね……。